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瓦礫の受け入れに反対をしてください。~福島の母親たちより~



瓦礫の受け入れに反対をしてください。
     ~福島の母親たちより~

            2012.03.24




『今年は復興元年』

『瓦礫の処理が進まないことが復興を妨げている』


北九州へ避難した友人ばかりではなく

各地へ避難した母親たちが、瓦礫の問題で苦悩の日々を過ごしています。

避難しても尚、気の休まる暇がないばかりか

地元の住民の方々との意識の違いで孤独感を抱え

福島にいて散々苦労してきたことを、
また繰り返さなければならない彼女たちの現状を思うと

胸が締め付けられる思いでいっぱいになります。


難しい分析や見解などは専門家の方にお任せ致します。



瓦礫の受け入れをすることによって

その後起こりうるであろう暮らしの変化や

放射能と共に暮らすということがどんな心情を伴うかということを

母親の立場で書かせて頂きたいと思います。




1年という月日の中で学んだことはたくさんあります。


本当のことは後から分かるということ。

細心の注意を払わないということは自ら被曝を受け入れることと同じだということ。


目を光らせていなければ、いろんなことはどんどんなし崩しになっていきます。



1年が経ったから大丈夫なんだという、なんとなくの流れが私たちの周りを囲んでいます。


何事もなかったということにしたいという思いが見え隠れし


原発事故って、こんなに軽いものなのだったの?と、
あまりの終わった感でいっぱいの空気に脱力感でいっぱいになります。


私たちの悲しみに目を向けて、
同情をして、分かち合いをして下さるのなら

瓦礫を受け入れるのではなく

どうか、私たちの変わってしまった日常に目を向けて下さい。



季節ごとの楽しみは悲しみに変わりました。

これらはもう元には戻りません。


子どもたちに『さわっちゃダメよ!毒だよ!』と
自然を敵のように言わなければならないことはとても悲しいことです。

大好きなお花摘みもできなくなりました。

草の上を転がりながら遊ぶ子どもたちの様子を、
目を細めながら眺める日々は戻っては来ません。


震災以降、私たちは『心穏やかに過ごす』という精神を失ってしまいました。

目の前にあるものは被曝の原因となるものかもしれず

子どもの行為ひとつひとつが危険を伴う行為かも知れない

そんな中で心穏やかにいるということは、とても難しいことです。



神経質な母親だからではありません。


それは、自分が子どもの成長に責任がある存在だということを、
強く意識すればこそのことです。

私たちを、ひとくくりにしないでください。

不安定さは認めますが、
意味もなく不安に駆られているわけではありません。

ここにとどまったとしても、できる限りの安全を確保したい

それを日常の中で持続させ続けることは大変なことです。

心の休息を取らなければ、まいってしまうというのが正直なところです。


しかし、現状はといえば

震災以降、安全を確保するために努力をしている人たちは

県外の安心と思われる食材を取り寄せ、水も購入し、
使い捨てのマスクも常にストックし

休みの日はなるべく遠くへ出かけ


被曝がどれほどのものだったのだろうかと実費で検査をし

その出費をムダ遣いだと夫に叱られながらも

何度も検査を続ける母親の気持は悲しみでいっぱいです。



家計は見事に火の車

そのためには今まで以上に家計を切り詰め、働かなくてはなりません。

心の余裕どころか経済的な余裕すらなくなってしまい

それが心の窮屈さに繋がってしまっていることも事実です。


常に何かに追い詰められているような日々


学校からのお便りが届くたびに出るため息・・・

『ああ、なんだか原発事故なんてなかったかのよう・・・。
放射能に注意を払うような内容なんてどこにも見当たらない・・・』

教育の現場が、できる限りの策を常に考えて、
子どもたちを全力で守ってくれるであろうという

私たちの予想は見事に外れたというショック・・・

このショックはいまだに癒えていません。

当たり前に戻そうとする勢いに、
不安を抱く母親の疲れは更に膨らんでいくのです。


それを共有できている人は幸せなほうです。

未だに一人ぼっちで悩みを抱えながらいる母親に

私は会いたいと思うのですが

それもなかなかできていないかもしれません。


安心の度合いは人それぞれなので押し付けることはできません。

こんな教育委員会の言葉に、私は首をかしげます。

押しつけではなく、共通認識として、
大人が子どもを守るという姿勢を見せるのが
教育現場としてのあるべき姿なのではないでしょうか?


教育現場とのやり取りで、
どれだけの母親たちが傷付いて涙を流していることでしょう・・・

先日、子どもたちを放射能から守る
全国ネットワーク主催のサミットに出席した際に

『子どもの人権』という言葉を目にしました。

とても大きく心が反応しました。

守られるべき子どもの人権が守られていないという現状。

まだまだ埋もれていますが

各現場での対応がどうであったのか

取り上げれば大問題になるであろう事例は山ほどあります。


私自身、震災以降、各家庭の線量を測定しながら、
各教育現場がどんな対応をしているのかを聞き取りしてきましたが

耳を疑うような話は本当にたくさんあり

母親たちの涙をたくさん見てきました。

そんなことが許されるのかと、本当に悔しさを噛みしめてきました。


みなさんに、私たちのような思いをしてほしくはありません。


私たちの現状を知って下さい。

毎日毎日が、今までとはまるで違ってしまいました。


この空虚な思いは、なかなか伝わらないでしょうが

ほんの少しでもイメージをしてみて下さい。


分断という言葉をよく耳にしますが

意識の違いが生み出す分断は想像以上のものです。


放射能に敏感でいるということが、イコール、こそこそと身を守るという

なんともおかしなことになっているのです。


私自身は堂々としているつもりではありますが

風評被害という言葉がここに存在する以上は

ほとんどの人たちはNOという言葉を上げられないのです。


今までは有難いお付き合いであったことが今はそうではない・・・

頂き物をどうするかという、気まずい話もよく聞きます。


例えば、収穫の秋、自宅で採れた柿で干し柿を作るということは

本当に素晴らしい伝統的な食の楽しみであって

歓声を上げながら柿を取って

縁側に腰をおろして家族総出で皮を剥いて

干し柿作りをする光景などは、今までならほのぼのとした秋の風物詩でした。


放射線量が高い福島市。私の実家でも、例年通りに干し柿を作りました。

それが届いた時の気持ち・・・


柿の線量は高いということは食品測定所のデータで知っていました。

干している場所も高濃度汚染地域です。


親であっても意識は異なり

説明しても通じることばかりではありません。


これを食べるか食べないか


こんなことがずっと続いています。

これはごくごく小さな、ほんの一例にすぎません。

とにかく今までとは、全てが違うのです。



これ以上汚染を広めることはしてはいけません。


どうか瓦礫の受け入れにはNO!と言って下さい。


真実は後から知っては遅いのです。


私たちの悲しみを無駄にしないでください。




失ってから気づくことの多さに

私たちは途方に暮れています。

痛み分けなど、私たちは望んではいません。

同じ思いをしてほしくはないのです。


防ごうと思えば防げることを

どうか積極的に考えて頂きたいのです。



汚染された後に、どんなことになるのか

具体的なことはあまり伝わっていないのでイメージができない

遠方から届くそんな言葉を受けて

ごくごく日常にある、私たちの暮らしや思いを、
ここに書かせて頂きました。


これをお伝えすることは、私の友人たちも望んでいることです。


子どもを守るために苦労している、福島の母親たちからの祈るような思いが

少しでも伝わりますように・・・。









        出典 : 瓦礫の受け入れに反対をしてください。
              ~福島の母親たちより~





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上田文雄  札幌市長 東日本大震災により生じた災害廃棄物の受入処理について 2012/3/23





札幌市役所
更新日:2012年3月23日



. .
東日本大震災により発生したがれきの受入れについて


東日本大震災から一年が過ぎました。
地震と津波による死者・行方不明者が18,997人という未曽有の大災害は、
福島第一原子力発電所の大事故とともに、
今なお人々の心と生活に大きな影を落としています。
改めて被災者の皆さま方に心からお見舞い申し上げ、
亡くなられた方々のご冥福をお祈りいたします。


震災から一年後となる、今年の3月11日前後、
テレビの画面に繰り返し映し出されたのは、
膨大ながれきの山と、その前に呆然と立ちすくむ被災者の姿でした。
これを視聴した多くの人々の心には、
「何とか自分達の町でもこのがれき処理を引き受けて
早期処理に協力できないか」という、
同胞としての優しい思いと共感が生まれたものと思います。


政府は、岩手県・宮城県の震災がれき約2,045万トンのうち、
20%に相当する約401万トンを被災地以外の広域で処理するという
方針を出し、今、その受入れの是非に関する各自治体の判断が、
連日のように新聞紙上等をにぎわせています。

私は、これまで、「放射性物質が付着しないがれきについては、
当然のことながら受け入れに協力をする。
しかし、放射性物質で汚染され安全性を確認できないがれきについては、
受入れはできない。」と、市長としての考えを述べさせていただきました。



---------------------------------------------------------------



  
『放射性廃棄物は、基本的には拡散させない』ことが原則というべきで、
不幸にして汚染された場合には、なるべくその近くに抑え込み、
国の責任において、市民の生活環境に放射性物質が漏れ出ないよう、
集中的かつ長期間の管理を継続することが必要であると私は考えています。

非常時であっても、国民の健康と生活環境そして日本の未来を守り、
国内外からの信頼を得るためには、
その基本を守ることが重要だと思います。


国は、震災がれきの80%を被災地内で処理し、
残りの20%のがれきを広域で処理することとし、
今後2年間での処理完了を目指しています。

これに対し、「現地に仮設処理施設を設置し
精力的に焼却処理することで、全量がれき処理が可能であり、
また輸送コストもかからず、被災地における雇用確保のためにも良い」
という意見も、被災県から述べられ始めています。



また放射性物質についてですが、
震災以前は「放射性セシウム濃度が、
廃棄物1kgあたり100ベクレル以下であれば
放射性物質として扱わなくてもよいレベル」だとされてきました。

しかし現在では、「焼却後8,000ベクレル/kg以下であれば
埋立て可能な基準」だとされています。

「この数値は果たして、安全性の確証が得られるのか」というのが、
多くの市民が抱く素朴な疑問です。

全国、幾つかの自治体で、独自基準を設けて引き受ける事例が
報道され始めていますが、その独自基準についても
本当に安全なのか、科学的根拠を示すことはできてはいないようです。



    
低レベルの放射線被ばくによる健康被害は、
人体の外部から放射線を浴びる場合だけではなく、
長期間にわたり放射性物質を管理する経過の中で、
人体の内部に取り入れられる可能性のある
内部被ばくをも想定しなければならないといわれています。

チェルノブイリで放射線障害を受けた子ども達の治療活動にあたった
日本人医師(長野県松本市長など)をはじめ、
多くの学者がこの内部被ばくの深刻さを語っています。

放射性物質は核種によっても違いますが、概ね人間の寿命より、
はるかに長い時間放射能を持ち続けるという性質があります。

そして誰にも「確定的に絶対安全だとは言えない」
というのが現状だと思います。



---------------------------------------------------



札幌市の各清掃工場では、
一般ごみ焼却後の灰からの放射性物質の濃度は、
不検出あるいは1キログラム当たり13~18ベクレルという
極めて低い数値しか出ておりません。

私たちの住む北海道は日本有数の食糧庫であり、
これから先も日本中に安全でおいしい食糧を
供給し続けていかなくてはなりません。

そしてそれが私たち道民にできる
最大の貢献であり支援でもあると考えます。

私も昨年4月、被災地を視察してきました。

目の前には灰色の荒涼たる街並みがどこまでも続き、
その爪痕は、あまりにも悲しく、そしてあまりにも辛い光景で、
今も私のまぶたに焼き付いています。

また私は、若い時に福島に1年半ほど生活していたことがあり、
友人も沢山います。
福島は、桃やリンゴなどの優れた農作物で知られており、
それらを丹精こめて生産されている人々が、
愛着のある家や畑から離れなければならない、
その不条理と無念さに、
私は今も胸を締めつけられるような思いでいます。


札幌市はこれまで、心やさしい市民の皆様方とともに、
さまざまな支援を行ってまいりました。

今なお札幌では、1,400人を超える被災者を受け入れており、
あるいは一定期間子どもたちを招いて
放射線から守る活動などにも積極的に取り組んできたところです。
そのほか、山元町への長期派遣をはじめとした、
延べ1,077人に及ぶ被災地への職員派遣、等々。
今までも、そしてこれからも、
札幌にできる最大限の支援を継続していく決意に変わりはありません。


またこのところ、震災がれきの受け入れについて、
電話やファクス、電子メールなどで札幌市民はもとより、
道内外の多くの方々から、賛同・批判それぞれの声をお寄せいただき、
厳しい批判も多数拝見しています。

ご意見をお寄せいただいた方々に感謝を申し上げます。

これらのご意見を踏まえ、何度も自問自答を繰り返しながら、
私は、「市長として判断する際に、最も大事にすべきこと、
それは市民の健康と安全な生活の場を保全することだ」という、
いわば「原点」にたどり着きました。


私自身が不安を払拭できないでいるこの問題について、
市民に受入れをお願いすることはできません。

市民にとって「絶対に安全」であることが担保されるまで、
引き続き慎重に検討していきたいと思っています。



2012年3月23日
札幌市長 上田文雄



     出典





岩手・宮城の津波瓦礫は全て集め,山積み処分して津波記念公園に整備を 津波瓦礫の合理的処分法  仙台赤十字病院呼吸器科医師、東北大学臨床教授 岡山博



2012.03.25 (Sun)
           岩手・宮城の津波瓦礫は全て集め、
          山積み処分して津波記念公園に整備を  
               津波瓦礫の合理的処分法


                           岡山博
         仙台赤十字病院呼吸器科医師、東北大学臨床教授





            要約



・ 津波瓦礫の焼却や広域処分は、瓦礫処分を早めることにならない。
やれば莫大な費用と時間を浪費し、復興を妨げる。


・ 莫大な費用をかけて他の地方に運んで処分する合理的理由は無い。
広域処分は莫大な浪費だ。浪費せずに全量地元で処分し、
貴重な資金は、直接、被災者と被災地の為に使うべきだ。


・ 岩手、宮城の津波瓦礫は遺品として扱い、
全て集めて仙台平野の海岸に山積み処分し、
大古墳のように整備して、慰霊と津波記念の大公園にするのがよい。


・ 岩手や宮城の海底や海岸にある津波瓦礫の放射能は低いので
放射能処理施設で管理しなくてもよいが焼却や拡散してはいけない。


・ 焼却や広域処分は費用と時間を浪費する。
かえって放射能処理を妨げる。汚染を拡大する可能性がある。


・ 山積み処分が最も、早く、経済的で安全な合理的処分法だ。






            はじめに

岩手、宮城県の津波瓦礫処分について考え方の整理と私の考えを述べる。




          津波瓦礫の現状


宮城、岩手県の津波瓦礫は2000万トン。
焼却、埋め立て、建設・土木資材として再利用、
他地方へ輸送して焼却等の広域処分などの方針で進められている。
1年かけて、処理されたのはわずか6%。




          瓦礫処分遅れの理由


・広域処理の目標は、岩手県で全瓦礫の1わずか15%弱、宮城で23%だけだ。

・岩手で瓦礫処理まで20年、宮城で10年の試算がある。

・仮に広域処理が瓦礫全体の80%なら、
広域処分のスピードを上げれば、被災地の瓦礫処分は早まる。

・しかし計画でさえ全体のわずか15%の広域処分では
その半分が達成されても20年が17年、
10年が8年半とわずかに痰出されるだけで、現実の瓦礫処理を早めない。

・岩手、宮城瓦礫の20%だけの広域処分を早めても
被災地の瓦礫処分に役立たたず、広域処分は無意実だ。

・被災地の瓦礫処分を早めるには、地元での処分を早めるべきだ。

・瓦礫処分遅れは、地元処分方針のまずさと
政府の熱意のなさによる、地元処分の遅れが原因だ。

・厚労省は現地での焼却炉建設を認めない。

・理由は「がれきには危険な放射能が含まれてる可能性がある。
詳細な検討が必要」。

・一方で、全国には、焼却は問題ないと拡散させて処理させる。

・岩手県岩泉町長:「もともと使ってない土地がたくさんあるのに、
どうして急いで瓦礫を全国に拡散するのか?
10年、20年と時間をかけて処理した方が雇用確保 し、地元に金も落ちる。」

・南相馬市長:「がれきは復興の貴重な財産。
護岸工事に使いたいが不足しているので
宮城から運んできたいと相談したら、
放射線量が不明だから動かせないといったのは官僚
」。

・岩手県担当者:「県内に処理施設を増設するなどし、
その費用が補助金で賄われ、自前処理ができれば理想的です」

・地元には「線量が不明だから動かせない」と言い、
一方で他の地方には「瓦礫処理で汚染の心配はない」と言う。






         広域処分はすべきでない


・広域処理は運送費など莫大な経費と時間の浪費と放射能の拡散になる。

・各地に分散するのは除染と逆の行為で、してはいけない国際的合意だ。

・元々、広域処理の合理的必要性は無い。

・各地で瓦礫受け入れが進んでいないことが、
瓦礫処理と被災地復興の妨げになっているという
政府発表や報道が続いている。偽りである。


・政府の方針でも域外処分予定は20%で80%は地元処理である。

・地元処理が進んでいないことが瓦礫処理が進まない原因だ。

・20%の域外処理は元来不要だが、
問題をすり替て国民を偽る政府と、
批判せずに政府広報的なことしか伝えない報道は、
きちんと事実を知らせずに、世論誘導をしている。


・政府に不都合なことも十分報道して、
国民の議論と同意、良識に基づく、健全な復興復旧事業にすべきだ。





         焼却処分はすべきではない


・津波瓦礫の放射能は低レベルだが、全体量が多いので拡散すべきではない。


・低濃度だからと放射能拡散の総量を増やすと
社会全体で癌死はかえって増えるから、
放射能を希釈して広げてはいけないという考えで、
日本や殆どの国の法律が作られている。

・放射能は食品や大気中に希釈して汚染範囲を拡大してはいけない
というのは放射能管理の常識・関係者の合意事項、
国際的にも合意事項だ。

・煙の放射能を完全に回収できない焼却施設で燃やすと、
大気中に放射能を再拡散する。



・煙の中の放射能がどの焼却場も十分回収するのか、
これまで住民や国民を何度も欺いてきた政府の
「きちんとやるから安全」という説明が
基準どおり実行する保証になるか疑問だ。


・焼却すると、放射能は減らないので、回収した煙と燃え残り灰に全て残る。

・回収した煙と残り灰の重さは焼却前より少なくなるが、
放射能は減らないので、kgあたりの放射能は高くなり、
かえって処理を困難にする。


・高濃度になった回収煙と残り灰の処分法、処分場を政府は決めていない。

・最終処分の方法と場所を決めない放射能処分はありえない。

・これだけでも、焼却処分をしてはいけない強い理由だ。

・放射線管理の常識と国際合意に反している。




        

          埋め立て素材などとしての再利用



・農地や海への埋め立てに使うと
汚染や土質悪化をおこすので、すべきでない。

・十分低レベルのものは土木資材として使うことは可能だ。

・しかし、本当に放射能レベルが低いか、
測定や規制が公正かということについて、
繰り返し国民を欺いてきた政府の悪い実績が多く、
今も続いているので、広く社会的に自由で健全な議論や
検討をせずには再利用すべきではない。

・現実は、逆に、自由で健全な議論を抑圧し、
土木・建設素材として再利用することに反対する人を、
復興を邪魔する特殊な、社会から無視されるべき人だ、
土木素材に再利用させないことが復興を邪魔するかのような、
異論を侮辱排除する世論誘導が実際に行われている。

・再利用するとしても、
瓦礫の全体量から見ればきわめて少ないので、
処分計画に影響を与える量にはならない。
したがって、瓦礫再利用によって瓦礫処分が早まる、
あるいは、再利用を有効な瓦礫対策の1つとして考えるべきではない。

・瓦礫を再利用する場合は、
再利用することが直接事業に役立つ場合に限るべきだ。
事業に直接利益が無ければ、
瓦礫を再利用させるために公的補助金が上乗せされる。




            浪費


・補助金を出す側と受け取る側に不健全な関係を生じ、
税金が浪費されてきた。

・行政と業界の不健全な関係は、瓦礫処理に無効なだけでなく、
社会の健全さと合理性を蝕み、
利権は社会の健全性を阻害し国民の財産を消耗させる。

・浪費や利権に費やす費用は全て納税者から集める税金だ。

・広域処分や焼却、再利用を行うための補助金は、
貴重な税金の浪費になり、被災地の害服復興を妨げる。

・浪費せず直接被災者の生活復興に役立つことに使うべきだ。

・利権は真の復興を妨げる。

・浪費をやめて被災者と被災地の為に直接使うべきだ。



・「東京都に搬入瓦礫の焼却をする処分業者は、
東京臨海リサイクルパワー株式会社;東京電力 のグループ企業社。
ここでも税金から200億円が東電に入る。



       
       瓦礫は全て山積み処分して記念公園に整備を



          最も合理的な瓦礫処分法



・津波瓦礫は輸送費をかけず分別せず、
地元で全部集めて山積み処分が良い。

・焼却や広域処分よりずっと早く安く安全に、
全ての大量の瓦礫を処分できる。

・三陸地域は瓦礫を集める土地がないので、
津波で被災した仙台平野の海岸に集める。

・湾内海底瓦礫も含めて2000万トン全て集め古墳のように築き、
津波避難所をかねた、慰霊と決意の津波記念公園として整備すべきだ。

・放射能はレベルが低いので少量では問題ないが
瓦礫の量が莫大な総量は無視できない。

・土壌への浸透防止は必要だ。

・しかしそれ以上の厳しい汚染防止、
被曝防止対策は不要だなので、安い費用でできる。

・集めて積み上げるだけなので費用も時間もかからない。

・土壌汚染・浸透防止のための基礎部分(底)は
必ずしも厳重にする必要はなく、
水抜き層と水抜きパイプで水抜きを十分に行う。

・底には粘土や吸着剤を敷き、
最底部にはコンクリートなどの不浸透資材による底を作る。


・瓦礫は思い出と鎮魂の遺品だ。
人々の思い出の宝をごみとして処分するのは残念だ。

・ごみとしてだけ考えず、
津波で死亡した人たちの遺品として全て集めて
丘に築き、慰霊と津波記念の大古墳、
記念公園として整備することが良い。

・900m × 600m、平均高 20mの丘に築くと
2160万トン収容できる(比重2として計算)。現実的な数字だ。
 
・ちなみに、仁徳天皇稜は堀も含めて840m×486m、最高高さ34m

・海から海岸の処分場まで堀を作れば、
三陸湾内の海上と海底に残された瓦礫も、船で直接移送可能だ。

・裁断してトラック輸送することなく、
広域処理や再利用・焼却を主とした処分よりも、
はるか経済的に、早く、環境汚染少なく、大量処分が可能だ。

・津波の教訓や歴史、防災の世界的拠点として
世界一の地震・津波資料館を併設することを提案する。

・復興と発展に役立つ。

・公園費用と考えればすれば多額だが、
瓦礫処分費用と考えれば瓦礫焼却や広域処分を含めた
政府方針よりずっと安くできる。

・瓦礫処理、公園や慰霊モニュメント、
文化教育施設と縦割りで考えず
縦割り行政の視野の狭さを克服し
総合的判断すれば実現可能だ。

・関東大震災復興事業として、
横浜市は震災瓦礫を集めて山下公園を作り、
5年後大博覧会を開いた。現在は横浜を代表する公園になっている。

・歴史的世界的な平和の決意の場にした
広島平和公園と原爆資料館の例もある


・現在も殆どの瓦礫が始末されずに残っている。

・すぐに決定して着手すべきだ。

・遅れるほど時間と経費を浪費して、
被災地の復興を妨げ、社会を疲弊させ、
社会の健全さと活力を阻害する。




       社会と人のあり方



・政府は「規制」と言って実際は逆に汚染容認の基準を作って強制した。

・空間線量も、食物暫定基準も、食物新基準もそうだった。

・膨大な放射能ほこりが舞い、
翌日に何が起こるか分からない状態でも、
「安全だ心配するな、逃げるな、
心配せずに自家野菜を食べろ」と言って
被曝回避の言動を妨げ、被曝させた。

・政府と東電は今も謝罪も反省もしない。

・「被災地のためにも瓦礫受け入れを」と言う政府説明は
被災地の困窮と被災地への同情心を利用して、
利権と放射能汚染拡大、国民分断化を狙うものではないか。

・他の地域での瓦礫処分が進まないことを
差別意識と結び付ける政府や報道の基本姿勢を改めるべきだ。

・瓦礫受け入れに反対する人を
「被災者の痛みを既往有しない、
利己的な人であるかのように言うキャンペーンは、無礼だ。
政府が主権者に言うべき言葉ではない。


・瓦礫や政府の言い分を受け容れない人を
「利己的な人」として村八分的に侮蔑・無視・排除し、
恐怖心を作って異論を言わせないようにしようという
政府やマスコミの言論活動は、
自由な発言と社会の健全性を脅かし危険だ。


・東京都知事は、放射能瓦礫処理に対する
苦情・発言に「黙れ」と恫喝的に一喝した。

・岩手の瓦礫が東京に到着-取材各社、
私物でのガイガーカウンターでの測定を禁止した。


・自治体が住民に納得しうる健全な方針と考えないから
自治体が住民に納得させられない。


・瓦礫による風評被害は自治体が住民に説得できなければ、
自治体に説得専門家を送って“国が対応するという。


・自治体が住民に正当だと説明できないものを強引に行ってよいのか。

・大規模分別を前提にした、政府の瓦礫再利用処分計画は、
時間と経費を浪費する。

・被災者の困窮と国民の同情心を利用して、
国民と社会を欺き、被災地の瓦礫処分や復興に
実質的に役立たない津波瓦礫広域処分と、
異論を言う人へのネガティブキャンペーンをやめ、
自由で誠実な発言や議論を案心してできる健全な社会運営をすべきだ。

・異論を排除する一方的で、
人を欺く「日本人として痛みを共有しよう」という
瓦礫広域処理広報に来年度15億円予算は不適切だ。 

・知識ない芸能人やアナウンサーがコメントして
世論誘導する日本のテレビはおかしい。

・異論を言う人を侮蔑・排除し発言抑圧する社会は健全ではない。




 
     ~ 1部割愛 ~

・瓦礫引き受けは被災地支援にならず、
政府視点だけでの瓦礫引き受けニュースの氾濫は、
広域処分に眼が向いて、現地処分を進めない現実や、
被災者の就業、生活が殆ど破壊されている現実と
その原因から視線がはずれ、
被災者の復興を阻害している
と私は考えます。


          
2011年5月以来主張してきたことをまとめた。



本論主旨は「震災モニュメント、鎮魂と研究の場建設を」
河北新報持論時論2011年6月11日で提案発言した。





   (追加)本ブログの別記事
「放射性廃棄物は原発付近に集めて管理を。
焼却処分はすべきではない。
放射性廃棄物処理の正しい戦略と方法」もご参照ください。




   出典 




ガレキ拡散の真の目的とその黒幕について   元 北海道大学  文部科学技官 石川 栄一



元 北海道大学  文部科学技官 石川 栄一

ガレキ拡散の真の目的とその黒幕について




私は、生まれも育ちも生粋の道産子です。
この度の札幌市長の「ガレキ受け入れ拒否」について、
強く支持すると共に、安心しているところです。


東日本大震災の被災地のガレキは、
各方面で問題になっているように「助け合い」や
「絆」といった綺麗事ではなく、
利権やTPP問題などと深く結びついていると思います。


利権だけを取り上げますと、
原発交付金(電源三法交付金)と共通するところもあります。


原発誘致の道や県そして周辺市町村には、
億単位の巨額の原発交付金が交付されますが、
それ以外の市町村には交付されません。

野田内閣の要請に応じて、市町村がガレキを受け入れれば、
通常のガレキ受け入れよりも、
莫大な補助金を受け取れるかもしれません。


参考までに、東京都のガレキ処理は、
東京電力が95%株式を持つ
「東京臨海リサイクルパワー」が請け負っています。

これを「マッチポンプ」と呼んでいます。

また、静岡県島田市の場合ですが、
元々桜井勝郎島田市長は「桜井資源株式会社」の社長で、
今も親族が社長を務める同族会社です。


桜井勝郎市長は、被災地のためではなく、
親族の私腹を肥やすためにガレキを受入れている
と指摘されても仕方がないと思います。


しかし、今回のガレキの拡散には、
他に【重要な目的】がある
と、私は考えています。

それはTPP参加の問題です。

その理由は、もし北海道の市町村がガレキを受け入れ、
ガレキを焼却処理したことで排出される
「放射性焼却灰」により農地が汚染されますと、
北海道の農業や酪農そして漁業など、
一次産業が甚大な影響と大きなダメージを受ける
ことになるでしょう。


野田政権の目的は、「実害」でも「風評被害」でも、
北海道を初め、全国の一次産業がダメージを受ければ、
TPP参加に対する反対勢力の力を弱めることが出来ます。



そのように極端に考えなければ、
北海道から沖縄の果てまで、
放射性物質が付着したガレキを
拡散する必要がないからです。


この度、上田札幌市長が、
「ガレキ受け入れ拒否の理由」の中でも申しているように、
放射性物質が付着したガレキを移動させたらいけない
と思っています。

また、放射性ガレキの移動は、
国際的にも行わないことが常識になっています。



本当に安全なガレキであれば、被災地の防潮堤に利用したり、
三陸沖に埋め立てるなど、現地で幾らでも処理することができます。

さらに被災地の雇用の促進にも繋がるでしょう。


私は、野田内閣が進める「ガレキ拡散」の黒幕として、
TPPへの参加を強く唱えている経団連と
政財界の有力者ら
であると思っています。



元・経産官僚の高橋はるみ知事のガレキ受け入れで、
北海道の農地に、多かれ少なかれ
死の灰(放射性焼却灰)が降り注ぎます。


結果的に、北海道の一次産業がダメージを受ける事になるでしょう。


しかし、黒幕にとっては、「実害」でも「風評被害」でも、
第一次産業の反対勢力にダメージを与えて力を削ぎ、
「TPP参加への目的を達成」できれば、
第一次産業など、どうなっても良い
事なのです。



このように、権力者が反対勢力を潰すことは、
過去に、いくらでも、例がありました。


例えば、国のエネルギー政策を石炭から石油に切り替えた結果、
石炭産業が潰され、また原発推進のために、
反対勢力である各種団体や学生組織、
労働組合などの団体が潰され、あるいは縮小されてきました。


私は北海道に限らず、日本全国で、
ガレキ受け入れに拒否して頂き、
第一次産業を守らなければ、
食糧自給率が0パーセントになると危惧しています。






【参考資料】
2012/3/23
【上田札幌市長】 東日本大震災により発生したがれきの受入れについて >>> http://datsugen-aichi-nagoya.net/?page_id=3141


2012/03/27
    石川栄一

   証拠写真


   出典  元 北海道大学 文部科学技官 石川 栄一

ガレキ拡散の真の目的とその黒幕について



   ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


ガレキが復興を阻止してるなんて大嘘!!  
見事になくなっている(片付いている)被災地の様子。

   私からの証拠写真提示




解剖でセシウムが心臓に蓄積する事を証明したユーリ・バンダジェフスキー博士院内講演会 ~内部被ばくに警鐘 ~ 2012/3/18




   ・ 解剖でセシウムが心臓に蓄積する事を証明した
ユーリ・バンダジェフスキー博士院内講演会 2012-3-18




   





木下黄太:
ベラルーシでチェルノブイリ原発事故後1990年代に
放射性物質による健康被害の状況を、明らかにするために、
かなり多くの数の遺体の解剖をされて、
その放射性物質の残留量から、いろんな形で、
放射能が人体に与えているいろいろな健康被害の状況に関して、
克明にそのレポートを報告され続けてきた、
おそらく、ベラルーシ国内では唯一の医学者になります。

他の人達は、その体制の中で、
ほとんど発言する事が出来ず、
彼のみがそうした研究活動を続けたが為に、
彼は、逮捕、収監されて5年間獄に繋がれるという状況にありました。

その後出獄をされて、今は、、ウクライナで研究活動をつづけられています。

今回、この福島第一原発の事故以降、相当心配をされていて、
その状況の中、是非日本に来ていろんな皆様の前でお話しをしたいと、
日本の国会議員の皆様、政治関係者、政府関係者、
それからメディアの関係者の皆様と
是非、いろんな形でお話しをされたいという事をご要望されて、
今日の会となっております。



バンダジェフスキー(元ゴメリ大学長)会見~内部被ばくに警鐘




ユーリ・バンダジェフスキー博士 記者会見 3月19日




「放射能を受けている人たちの健康を守る」
その事の支援ができたらと思ってやってまいりました。

去年の3月に事故が起こりまして、今の状況が起きている訳です。
この状況に対して私はみて見ぬふりはできません。

残念ながら、日本からの放射能汚染に関する情報というのは、
非常に少なくて、特に日本から、
遠くに住んでいる状況で何らかの結論を出すという事はできません。

それで、今回、「日本に来て下さい」というお話しがありましたので、
自分が持っている意見をみなさんにお伝えをするために
こうして日本に来ました。

被ばくというものの、
身体に取り込まれた放射性物質が
どのように人体に影響を与えるかという私の考え方を伝えるためです。

私が持っている情報をみなさんに提供することによって、
人々が、事故の後、汚染されている地域に住んでいる中で、
いかに自分経ちの健康を守っていくか、
その透過的な健康の守り方について、
少しでもお役にたてればと思っております。


私の持っている考え方というのは、
1990年代にゴメリで私が学長を務めました医科大学で、
私と私の同僚がやった研究の結果、でき上がった考え方であります。

ゴメリに住んでいる人々の健康について詳しく研究しました。

今回はいろんな場所で講演をさせていただきました。

「いかにこういう状況の中で健康を守るのか」という事について
お話しをさせていただいたのですが、
総計で大体3500人以上の方が来られたと思います。

私の話を聞いて、何らかのためになる情報を得て下さったものと思っています。

こういう情報を持って、
どのように今後行動していかなければならないのか、
そして今後どうしたらいいのか正しい決定をする
一つのいちじょうになったのではないかと思っています。

このような状況では私は国、そしてそこで働く議員のみなさんが
しっかりとした事実を認識する必要があると思っています。

私はチェルノブイリの事故の後、
人々の健康を守るという仕事の中でそれを感じました。



私は研究の中で、
放射性物質が体の中に入り込むというのが、
非常に人の健康に悪いという事が分かりました。


体内に入ると本当に危険な放射性物質、
その放射性物質というのは、
数1000人なのか、それとも数100万人なのか
多くの方々が影響を受けることになると思います。

今後も福島で原発が爆発したという事で、
数多くの方がこれによって影響を受けております。

今の状況を是非、
皆様には客観的に評価していただきたいと思います。

そして、以前にソ連の政府の首脳が、
またそれ以後ソ連が無くなってさまざまな国になりましたが、
そこにいる政権についている人たちの間違いを
繰り返していただきたくないと思っています。

チェルノブイリの原発事故の後、政治が取った対策によって、
実を言いますとこの地域では
出生率よりも死亡率の方が非常に多く上回っています。

どんどん、どんどん、この地域に住んでいる人々が、
特に若い人々が、重い病気によって死んでいっている状況があります。


そういう点では木下さん、
また、木下さんの元に集まったホームの方々のイニシアチブを
私は深く評価しております。

そういう力を持って、是非、客観的な情報を収集していただいて、
自分たちの健康、そして、
近しい方々の健康を守っていただきたいと思っていおります。





質疑応答の部分はつづきは 下記記載




09:36
週刊東洋経済:

日本での内部被ばくの深刻度についてですが、
「福島の事故について大変心配している」とおっしゃいましたが、
日本に来られてお話しを聞かれたり、調べられたりして、
どのような件に非常に深刻度が見られるかどうか、お考えなのか、
もし、具体的に何かありましたら教えていただきたい。



バンダジェフスキー博士:

残念ながら現在のところ情報が少ないんです。

自分たちで情報を隠しているんです。

もしも、このような形で情報を隠し続ければ、
数10年後には日本人という国民が本当にわずかになってしまう。

この悲劇を小さな事故だと思ってはいけません。

安心したいのは分かります。でも厳しいんです。



しかし、世界にとっても、
福島から多くの放射性核種を受けるという事で、
大変な問題なんですが、
特に大きな問題は日本がその放射性核種を、
今はビジネスのことを考える必要はないと思います。


日本の国民を救うこと。


皆さんは汚染地域の地図がありますが
これをどうやって調べるか分かりますか?

非常に大きな汚染です。高い汚染です。

多分放射性核種は人々の体内にもう、
入りこんでいるんではないでしょうか。

でもそれを測っていませんよね、誰も。

なんかみなさ何は何でも知ってて、
何でもできると、そんな感じを持っているのではないでしょうか?

私は日本のお医者さん、そして学者の方で、
チェルノブイリを研究された方の研究成果も知っております。

ゴメリの医科大学で1994年に国際シンポジウムを開きました。
そこにも来て下さいました。

その中で私達が発表した、
「セシウムは心臓に非常に危険だ」ということについても、
日本の学者の方々は深い理解を示しておられました。


しかしながら、そういう経験があるにもかかわらず
その経験が生かされていないのが理解できません。


このような形で、何も見えない状況、
そして情報がない状態で、
どうやって人々への手助けができるでしょうか?
なんにも出来ないと思います。


結局、「黙っている」という政策が
ウクライナやベラルーシ
また、ロシアの地域に非常に状況を??させておりまして、
これは人口を、統計上本当に悲惨な状況です。


私がレクチャーで使った資料を
これから改めてお見せしてもいいんですけど、
結局私達が経験したことをもう一度みなさん方が
繰り返そうとしているように思えるんです。
今やらなければそういう事が起きてしまいます。


日本の場合人口密度が高いです。
ですから、密度が高い分多くの人がこれで被害を受けるわけです。


結局津波の後のがれきが散乱しています。
これは放射性物質の源でもあります。

そういう放射性物質の汚染源を早く排除しなければなりません。

そういうものを日本全国にばらまく必要はないわけです。



このような黙っているという政策が、
昔独裁政権であったソ連の共産党政権、
この中で行われたなら分かりますけど、
この21世紀に暮らしている文明社会である日本でも、
そういう事が行われる事が理解できません。





週刊東洋経済:

4月から食品に関して
一般食品が100ベクレル/kg
乳児用食品が、牛乳が50ベクレル、
飲料水が10ベクレルと新しい基準値が日本でも導入されます。
この数字をどのように評価されますか?



バンダジェフスキー博士:

ベラルーシの基準を出しましょう、そうしたらわかると思います。

まず、私の基本的な考え方ですけれど、
食品に放射性物質が含まれていること自体が非常に危険です。


ベクレル数を下げているという事については肯定的な動きだと思います。

しかし、今年の4月から新しい基準になるという事ですが、
この基準はベラルーシでは既に15年、
正確には13年かな、ぐらい使われている数字なんです。

いろんなバリエーションで使われていますが、
しかしながら、この基準のおかげで
住民は放射性物質を吸収し続けています。

結局こういう基準があった食べ物を食べることによって
放射性物質を身体に取り込む
取り込んだ放射性物質は
身体のさまざまな部分に影響をあたえる。

この事自体が、外部被よりも、
数段深刻であり非常に危険であります。



たとえば牛乳1リットル当たり100ベクレルのものを
数週間取り入れ続けると、
身体の中に堆積するセシウム量は、
非常に多くなります。危険です。



皆さんに必要なのは、
完全にクリーンな食品であり、クリーンな土地です。



さまざまな寿命を持つ様々な放射性物質がありますが、
どんな放射性物質であれ、それを取り込むという事は、
本当に身体にとって良くない事です、危険です。

人々は本当に放射性物質の無い食品を受け取る必要があります。

非常に高い濃度で汚染されている地域は
福島だけではないと私は聞いております。

非常に広い地域が汚染されています。

東京でもあちこちで、
放射性セシウムが観測されているという事を聞いていますが、
やはり汚染されている地域から・・・・話していいかどうか分かりませんが、
引っ越すべきだと、綺麗な土地に住むべきだと私は思っています。

人々の健康を守るというこの対策に於いては、
国が、役割を果たすべきです。

今起こっている事に対して、しっかりと責任を果たし、
そして人々の健康を守っていく、
それが政治の責任です。

政治なら、それが出来るし、やるべきだと思います。



ー(木下さん?):
参考までにベラルーシは野菜などの基準は100ベクレルという事です。

野菜にも色々ありますけどね、


ー(木下さん?):
あと、4月以降の暫定基準値の移行期間というのがあって、
結局その前の基準で半年間は
まだ運用可能だという状況になっている事もご存じなので、
そういうのも踏まえていろいろと思っていらっしゃるという事です。




バンダジェフスキー博士:

たとえば、牛乳を例にとってみますと、
牛乳の場合はクリーンなものが100ベクレルという事になっていますよね。

101が汚染されているという事ですよね。

99は汚染されていないという事になりますよね、基準は。

ですから、何が基準なのかという事なんです。

???は難しいです。

ヨーグルトも危険なんです。



基準というのはそういう形で、
あくまでも運用的なものなんですね。


土地で説明しますと、
土地の表面で汚染が低かったとしても土地の、
土の中で汚染が高ければ危険です。



結局今線量を測っているのは土地の表面だと思いますけれど、
農作物は土の中から吸収して、
そしてその食品を食べることから被ばくをする。


今の状況は、大体セシウムは地上にあるのですね、表面に。

で、こういうところで高い濃度があった場合に、
背の低い子どもたち、これが、一番危険であります。


1平方メートル当たり37キロベクレルであれば、
これは外部被ばくとしても小さな子どもにとっては非常に危険です。



長い間汚染されている地域に住んでいる人たち、そして、
そういう人たちが、また新しい放射性核種を
身体に取り込むという事になりますと、
それは本当に、さらに危険になってきます。

もともと持っているところに
さらに新しいものが取り込まれる事は非常に危険です。


でも、最も危険なのは、
食品を通じて身体の中の臓器に取り込まれること
なんです。

病気で入信する放射線濃度の限界というのが
どこにあるのかは、はっきりしていません。



みて下さい。
<心電図に異常がない子どもの数と、体内のセシウム137相関性>


   心電図に異常がない子どもの数と、体内のセシウム137相関性

子どもの体内で10から30ベクレル(12~26Bqの事だと思う..)、
1kg当たりですね。

そうすると、大体60パーセントの子どもに
心電図の異常が出てきてしまうんです。

そのベクレル数がさらに上がっていくと、
心臓の動きが悪い子供たちがどんどん出てきます。


ベラルーシではそういう子どもが沢山いました、汚染地域でですね。

だから死んでいくんです。



   心電図に異常がない子どもの数と、体内のセシウム137相関性 2


70から100(74-100かな..)ここからリスクがあります。
ここは危険、突然死のリスクのあるところで、危険です。

ま、他の器官にもいろんな疾病が出るわけですけれども、
そういうところは、治療が行われますが、



<ウクライナでの人口自然増減率(単位:%)>


   ウクライナでの人口自然増減率


これはチェルノブイリ原発の横にある地区の死亡率です。
原発から30キロのところにあるイワンコフ地区なんですけれども、
1000人当たり、30人が死ぬんです。
死亡するんです、1年間に。

実は、キエフ州全体でも、18人。これは多い方です。
結局そこに住んでいる住民が死んでいってるんです。



これはベラルーシの最も汚染されているところ、これも死亡率ですね

<ベラルーシ共和国のいろいろな地区の人口の死亡率の動向>


   ベラルーシ共和国のいろいろな地区の人口の死亡率の動向



白石草:

博士は本の中にも突然死とか、さまざまな心疾患を含めて
死亡と、セシウムの蓄積について調べていらっしゃる訳ですが、
私が知る限りでも、去年から今年にかけて、ま、福島などででもですね、
若い、高校生ぐらいのお子さんが突然死されたりしています。

たとえば、セシウムとの因果関係は
まだ今のところもちろん表明もも報道もされていないのですけれど、
この、臓器のセシウムを測定するようなこと、
あるいは、ま、私の知り合いの知り合いも亡くなっているんですけれど、
そういう亡くなった方の臓器を、今のうちから検査するという事は
意味があるというふうにお考えかどうかというのをお尋ねしたいと思います。



バンダジェフスキー博士:

まず、環境中に高い濃度で放射線があるというところに
住んでいる場合には、突然死
の可能性があると考えています。

私たちもそういうものを記憶しています。

うちの学生の中にもそういうのがあったんです。

放射性セシウムというのは
特に心臓に対して激しく攻撃をします、
他の臓器にも攻撃を加えますが。

セシウムが取り込まれますと、心筋の細胞に蓄積します。

それによって代謝機能が失われ、
そして、エネルギー産出が出来なくなります。

心臓の心拍が乱れる、すなわち、
そこのリズムが乱れて崩れてしまいます。

それが人間にとって死につながるような現象になるわけです。

心臓が止まります。



実際に解剖して測ってみれば、
そこにセシウムがあったという事は
確認できるのではないでしょうか。

そして、私たちのデータを使えば、
それの因果関係がはっきりすると思いますが、
もう、亡くなった方については
助ける事が出来ないのが残念です。


私たちの大学で、そして私の本の中に書いた事を
有効に使っていただける事がもっと大事なんじゃないでしょうか。

生きている方々を検査して、
セシウムがどのように作用しているか、
調べる必要があると思います。


必ず体内の、放射性セシウムの濃度を
調べる必要があります

、線量計で。


結局そういう中で、リスクグループを発見する事が出来ます。

リスクグループというのは突然死につながる可能性のあるグループです。


ただ、突然死する場合の濃度、
セシウム濃度というものには、決められた濃度がありません。

私たちの研究でも僅かなセシウム量、
たとえば20とか、30ベクレル/kgぐらいで、
すでに心拍の異常が出てきてしまっていました。

それは、子どもたちです。

そして、それが突然死の原因になり得るのです。


ですから、今回の福島原発事故の被災地に於いては、
子どもだけではなく、大人も含めて、
全員を対象にした、そのような調査が必要だと思います。




白石草:

今回の来日で、全国を回られて、
非常に日本が好きになったというふうに
木下さんのブログで拝見しましたが、
この交流を通して、博士の研究を
これからどういう形で日本に還元したいというふうに思われたのか、
簡単に教えていただければと思います。




バンダジェフスキー博士:

まず、日本の方々と、
こうやってお会いできる機会を与えていただいたことに感謝します。

???でした。もう、ずーっと仕事ばかりしています。

本当ににタイトでして、
こういう講演会の聴衆の方々としか会ったりはしていません。

この問題には本当にみなさんが
関心を持っていらっしゃるという事を感じました。

私が持っている情報、そして私が持っている知識を
みなさんに提供するようになります。

みなさんお手伝いして下さい。

そして、この、復興と戦うために。


私は医者なので、
このよな状況に対して目をつぶることはできません。
医者としての自分の責任を果たします。



もしも日本、日本の国民のみなさん、
日本の社会、そしてまた、国の機関もですね、
この問題について関心があって、
私と仕事がしたいということであれば、
私は快く受け入れたいと思います。





        チェルノブイリ事故は1985年  - もはや人口増加ではなく,人口減少のグラフ
     
     

   書き起こし 出典






「 瓦礫の広域処理に疑義 」 via 文化放送くにまるジャパン2012年3月14日





「 瓦礫の広域処理に疑義 」 via 文化放送くにまるジャパン2012年3月14日

大竹まこと「がれきの広域処理」3/16ゴールデンラジオ(内容書き出し)



野村邦丸さん
二木啓孝さん
吉田涙子さん


        





野村:
さて、被災地ではがれきという言葉を
使いたくないと言う方もいらっしゃいます。
家財だったもの、という。

それを、どう処理するかという事で、これを受け入れて下さいということで、
あちらこちらで「いいよ」といいながらも、
反対派の住民の方が、「いや、絶対に受け入れられない」というので、
いろいろあるなかで、
野田総理が、各自治体に文書を出して、
「何とか受け入れて欲しい」と、
「それが絆である」というような趣旨の発言をされている。



二木:
そうですよね。
というような、がれきの広域処理ということなんですが、
「私は意義あり」ということでですね、
「なんでみんなでやんなきゃあかんのや」というふうに言うと、
「えっ?なに?地域エゴじゃん」って、皆さん思うと思うんですが、
よー考えていただきたい。

で、大半の人は、「広域処理をやんなきゃいけないし、
みんなで分散して負担しようよ」って
「それが絆じゃない?」っていうことで、進んでない。

新聞やテレビの報道でもあります。

ま、テレビなんかだと、反対する人たちが「そんなのいらない!」って、
エゴ丸出しみたいな映像が出るし、
新聞では例えば、「がれき広域処理進まず、自治体及び腰」とか、
「がれき処理、国が代行も。最終処分は国有林活用」とかですね、
そういうふうに、受け入れなさいということばっかり出ているんですが、
私は大反対なんですね。


異議ありじゃないんですが、まず一つ。

今、3県のがれきの推定量というのは、大体2200万トン。
2200万トン、この数字を覚えておいて下さい。
阪神淡路大震災の時のがれきが2000万トン。

この2000万トンの時に、もう、17年前ですが、
みんなで、それを引き受けたっていう記憶はないでしょう?
ないんですよ。
実はこれは3年間で、全部神戸市は処理しきっちゃったんです。


吉田:神戸市だけで?


二木:
うん、そう。
で、これは3年で、実質2年でやったんですけれども、
どういうふうにしたかというとですね、
まず、コンクリート系の災害瓦礫と、木で出来た分を分けます。

で、コンクリート系のものを、神戸港の埋め立て。
液状化の基礎材料にしたんですよ。

で、材木、木で出来た分は焼却処分をして、
この焼却処分をしたものを今度は、
さらに残ったやつを埋め立てに使った。ということで、
3年で処理が終わっているんですよね。
2000万トンの処理が終わりました。

で、今度は2200万トンを野田総理政府は
「とにかくみんなで負担をしてくれ」というふうに言っているんですが、
じゃあ、地元の人達はどういうふうに言っているのか?
ということなんですが、

地元の人たちでいうと、例えばこれは陸前高田市の戸羽市長。

奥さんが亡くなった、戸羽市長。

戸羽市長が、何て言っているかというと、
「陸前高田の市内に瓦礫処理の施設を作れば、
雇用も生まれるし、自分たちでも処理できるんだ」と。

「この事を、置かして下さいと県に相談したら、門前払いで断られた」と。

「現行の法律が無いので、いろいろと手続きがあるので、ムリです」
というふうに言われたと。

で、戸羽市長は
「冗談じゃない」と、「1000年に一度なんだから、
前例がないに決まっているじゃないか」と
「これは自分たちで処理をして、ここで雇用を生んで、
実は護岸工事の基礎材に使いたいんだ」と。
「門前払いを食らいました」と。


今度は、これも岩手県なんですけれども、
岩泉町の伊達さんという町長がいるんですが、
「早く片付けなきゃいけないというけれども、
これは被災のところから、背景に山があるのでまず山に運んで、
ここから片付けていけば、雇用が発生して地元にお金が落ちてくる」と。

「だから、今、再建する町からまず移せば、とにかく処理しなくても大丈夫だ」と。

「なぜ、税金を青天井に使って、全国に運び出す必要がどこにあるんだ」
というのが町長の発言。

もう一人、私、先週、先々週ですかね、

野村:南三陸、じゃなくて?


二木:
南相馬の桜井市長もやっぱり、
「なんでそれを出さなきゃいかんのだ」と。
実はその瓦礫は、放射線に汚染されているのは別にして、
これでとにかくあそこは津波を食らっていますんで、
「とにかく護岸工事をしたい」と。
で、「今、南相馬で出た災害瓦礫を、
その護岸工事の基礎工事に使いたいんだ」と。


野村:防潮堤に使うっていうんですよね


二木:
防潮堤に使いたいんだと。18キロ使いたいと。
ところが、「南相馬の災害瓦礫では足りないので、
三陸のところから持ってきたいんだ」と。

という事をやりたいという事で、県と国に言ったんだけれども、
「うちの所管じゃない」というふうに言われて、
「環境省、国土交通省、厚生労働省、総務省、
どこに行ってもこの事は受け入れてくれない」と。


「今必要なのは、地元で使えるんだから、
なんでそういうふうにしないのか?」っていうのが、
実は地元の声なんですよ。


で、先程神戸の例を出しましたけれども、
神戸は神戸港のもう一回再建の護岸にこれを使った。
多分、被災地の人達はこれを基礎工事に使えるんですよ。

ところが、この22000トンを分担をしなさいっていうのが、
今の政府の方針ですよね。

想像して下さい。
22000トンを、たとえば全国に持っていくとすれば、
10トン積みのでっかいダンプカーで換算すると220万台になるのね。
220万台が全国を走り回るところを想像して下さいよ。
全部税金で。


で、これが走りまわって、処理をしました。

護岸工事をやるときに新しくコンクリートとかを
買い入れてやるわけですよ。

今、コンクリート業界も、それから建材業界も、
フル稼働しているのは、そこで使える。
もちろんそれも必要ですよ。
だから、災害瓦礫は基礎工事にしか使えませんから、
その上にもちろん乗っけていくんだけども、

わざわざ税金で外へ運び出して、で、新しいものを入れる。

税金の2重の無駄だと思いませんか?
ということなんです。

で、反対している方、
反対している人達っていうのは、
汚染瓦礫が怖いっていうのはそれは当然ある訳なんですけれど、
そういう事で、「それは嫌です」というような事を言うと、
「エゴと映る」っていうんだけども、

例えば東京都は50万トンの引き受けを、
石原都知事は50万トン引き受けますよというふうに言った。

で、東京都内にお住みの方はご存じの通り、
今、ゴミ処理でいうと、もう、夢の島が満杯になっている訳ですよね。

これにプラス50乗っけるっていう事は、
極端に言えばその分だけゴミの収集処分が遅れるという事です。

こう考えるとエゴに見えるんだけども、
2200万トンを全部の自治体にこれを振り分けることによって、
そういう処理の、たとえば新しいプラントを
作らなきゃいけないケースもあるだろうし、

という事を考えると、
なんで、私は広域処理で野田さんが
「引き受けるのが絆の証」だって言うのか、さっぱりわからない。


野村:
あの、よく言われている事ですよね。
よく、この311以降も1年経ってもいろんな、
たとえば私がこの前言った気仙沼もそうだし、石巻もそうだ。
今、お話しに出た南相馬、南三陸、陸前高田っていう言葉が、
被災地っていう言葉の代名詞になっちゃっているじゃないですか。


そういうところの首長さん達が言うのは、とにかく中央から人が来ない。
来ていても、視察はするけれども、持ち帰って何の結果も出てこない。という。

だから要望書、このまえね、岩手、宮城、福島それぞれが、
第3次補正に対しての要求に対して、
宮城は57%しか通らなかったと言って、
村井さんですか?

二木:村井さん。

野村:
もう、怒ってましたけれども、
話をちゃんと聞いているどころか、
「じゃ、地元はこういう事をやるんですよ」
今言ったがれきを「こういうふうに地元で再生できるんですよ」という事を、
なんで、その復興庁なり国土交通省なりは、分かっていないんですか?
分かっている筈でしょ?これ。
おかしいですよね。


二木:
いや、分かってないと思う。
で、先ほど言った陸前高田の鳥羽市長の話
それから、岩泉町の立て町長の話。
地元の新聞には出てるんですよ。

僕はね、ここから先はマスコミ批判なんだけど、
「なんでこれを書かないのよ!」

新聞もテレビも全部、「住民のエゴ」みたいにして、
「遅々と進まぬがれき処理」だなんて、
なんでそんな事を書くんだ!と。
お前ら現場に行ってるだろう!と。

なんでこんなふうな政府寄りのキャンペーンをするんだよ!


野村:
気仙沼三陸新報だっけ?
店にあったよね。

吉田:新聞がですか?

野村:
うん、喫茶店に。
地元だけの、気仙沼だけのみたいな。
そこにあったのは、これは東京の新聞にも書いてあったけど、
横浜の山下公園っていうのは
関東大震災の時に出てしまったがれきを埋め立てて山下公園になって、
今氷川丸が繋がれて、大桟橋も出来ている訳ですよね。


二木:あそこは関東大震災のやつですよ。


吉田:出来てるんですか?ふぅ~ん。


二木:
そういうのは近郊で処理をしている。
東京下町、戸越銀座。
戸越銀座って、なぜ銀座っていうかというと、
関東大震災の時のレンガを、銀座にあったレンガを
戸越の商店街に敷いたんですよ。
敷いた事によって、戸越銀座っていう名前にした。
だからみんなそういうふうにそれぞれのところで再利用している。


野村:
再利用しているんですよね。
だから、二木さんがおっしゃっているような、
たとえば「地元で処理できる」。「いや、うちでは処理できない」っていう、
それをまず分別しなければいけないですよね。
「うちではできないんだ」。
「じゃぁその分頂戴よ」というような橋渡しも
本来は出来なきゃいけない訳ですよね。
本当は、県レベルでやんなきゃいけないんだけども、


吉田:
今、さっき二木さんがおっしゃっていた、
こっちの、東京の新聞には出ていないけど、
地元には出ているというのは、
どういうふうにして出ているんですか?


二木:
地元で会見をやるから、
地元の地元紙、あるいは、
新聞の県版にはそういうのが出ているわけ。

そうすると、東京のマスコミっていうか、
何でこんな、野田の
野田のアンポンタンの現場の事を知らない人の話ばっかりで、
「絆が試される」なんていうのを、平気でよく書くなと思っているのね。


野村:現実が全然


二木:
全然見えていない。
だからとにかく役人もそれぞれの被災現場に行って、
一日でも二日でも回れば、
今瓦礫がうずたかく積み上がっているところは、市の再生、
たとえば、市の再生計画、自治体の再生計画が
まだできていないから置いてあるわけでね、
で、今この2200万トンの処理が、6.2%、遅々として進まず。
っていうけれども、
今、それぞれの自治体によって、進捗状況によって、
今積み上がっているところは、
震災計画が出来て、復興計画が出来て始めて動き出すわけです。
でないと動かせない。

だから、わたしは3.11の民放、
NHKのテレビをずっと見ていてですね、
「まだこんなに瓦礫があります」みたいな、
みのもんたが前に立ってですね、「これは進んでいません、みなさん」

違うっていうんだよ!
違うんだよ、現実は。

というような事を、
私は今週末にまた、大津市長に取材に行くんですけれども、
そういうような地元の人達が何を求めているのかという事が、よくわかれば、
この瓦礫の広域処理なんていう話はないです。



野村:
確かに。
石巻でも言っていたのは、
ようするに、津波が押し寄せた後の1か月で、
再生プランって、民間人が作っているんですよ。
その中には瓦礫の再利用があるんですよ。


二木:ありますよ。


野村:
公園を作るとかね。
あと本当に、防潮堤を作るっていうと、深さがすごいでしょ?
その深さの下の方っていうのを最初からゼロからやると、
ものすごい金がかかるんだけども、
その時にも民間の土建会社の人達も入って、
コンクリートの、まさに塊のようなものを埋めていく。
そうすると足りないっていう話は、
もう、1カ月後に出ていたっていうんだよ。


吉田:へぇ~~~


二木:
だから、そういうのが現実な訳ね。
で、野田総理は何を言っているか、
「地域が引き受けてくれなかったら、
国が持っている国有林を伐採して、そこに置く」っていう訳よ。
なんでさ、・・こんな・・・・
その、国有林そのもの自体がだんだんメンテナンスがなくて、
洪水の保水力が亡くなってきているところに、
またそこを伐採して、災害瓦礫を置いてどうすんのよ。

結局さっき言った、230、220万台位のダンプが、
全国を走り回って、がれきをやって、
それで、産業廃棄物の新しい施設を作って、
「誰かが儲けようと思っているな」としか思えないよね。
税金で。


吉田:はぁ~~~


野村:誰かが、儲けよう。新たな、商売の種になるわけだ。


二木:うん。なる。
だから、この広域処理が進まないのは、
遅々として進まない。自治体及び腰。住民の反対。って、
皆さんそういう報道で思っていらっしゃると思うけれど、

全くウソですから。あれは。




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出演者紹介



くにまるジャパン


二木啓孝 (ふたつき・ひろたか)

ジャーナリスト。
鹿児島県出身。
明治大学在学中から出版社勤務、1979年小学館「週刊ポスト」専属記者に。
1983年に日刊現代入社、「日刊ゲンダイ」編集局勤務。
1985年よりニュース編集部長として、政治、企業事件、宗教問題をテーマに取材・執筆を行う。
2007年 6月30日付で退職し、現在はフリーのジャーナリストとして活動する一方、
BS11編成制作局長も務め、新規メディアに関する造詣も深い。


野村邦丸 (のむら・くにまる)

1957年1月17日生まれの53歳。
2人の娘を持つ父であり、孫を持つおじいちゃんでもある。
高校野球(特に神奈川県大会)と箱根駅伝をこよなく愛し、
感動的なエピソードをリスナーにお伝えできることもあるが、
一方で細部に入りすぎる話題は煙たがられることもしばしば。
意外に物知りで、リスナー相手のクイズでは本気を出して勝つことも多い。
しかし、こうした知識はたいてい表面的で大したことはない。
一方、そんな知識の浅はかさを自覚していることから来る潔さは、
多くのリスナーから好感を持たれている(とスタッフは信じている)。
最近では、初々しい若いギャルよりも、
成熟し(てややピークを越え)た大人の女性を好む傾向に拍車がかかっている。
ウォーキングを愛し、キャンプを楽しむナチュラリストでもある。
会員を集めているのか集めていないのか不明の「おでぶっこクラブ」では、
会員1号を自称している。
実際の役職は「係長」ではなく、ライン外の部長職で、
社内の書類にハンコを押して回すことは出来るようだ。



吉田涙子(よしだ・るいこ)

出身 埼玉県
出身校 大妻女子大学文学部英文学科
誕生日 1971年5月8日
血液型 B型
趣 味 仏像・落語・グズグズ食品サンプル撮影・手拭い収集・洗濯・そして酒。


        内容書き出し転載元  出典



「除染がうまく行くとは思えない」飯舘村の酪農家が怒りの訴え




「除染がうまく行くとは思えない」
飯舘村の酪農家が怒りの訴え

        2012年02月21日 01:11

        ~ 以下転載 ~



   都内で記者会見をする長谷川健一氏
       都内で記者会見をする長谷川健一氏


高濃度の放射線汚染で、全住民が村外へと避難している福島県飯舘村。
当地に住んでいた酪農家、長谷川健一氏(58)が
2月20日、自由報道協会主催の記者会見を行った。

長谷川氏は飯舘村前田地区の区長で、地域の取りまとめ役。

原発事故直後に購入したビデオカメラで村の様子を克明に記録し、
全国で講演活動をしている。

20日に宝島社から単行本「原発に「ふるさと」を奪われて 
福島県飯舘村・酪農家の叫び」を上梓したことを受けて、
被災当事者の視点から政府・行政の取り組み方を激しく批判した。
【写真・文:安藤健二(BLOGOS編集部)】



安全と安心は違う

 長谷川氏は悲痛な表情で、
飯舘村で進められつつある除染作業
(放射性物質を地表などから取り除くこと)について、
以下のように批判した。


「政府は住環境を2年、農地を5年、
山林を20年で除染をすると言っています。

山林は里山しかやらない。

住居の近くだけなんです。

そうした場合にどうでしょう。

放射性物質は浮遊しているんです。
飯舘村の75%は山なんです。
いくら住環境や農地を除染しても
また流れてくるんじゃないかという気がするんです。

でも、今、村ではまっしぐらに除染という方向に進んでいます。

私はそれに対して、
『それじゃダメだ!村民の声を聞こうじゃないか』と訴えています。

飯舘村だけが村民アンケートを取っていないんです。

除染するなら村民の声を受け止めた上で、
やらなきゃダメだと言ってるんですが、聞き入れられないんです。

もちろん除染するというのは本来は当たり前のことなんです。
私だって、もといた土地に戻りたい。
だけども、最悪のシナリオだって想定しなきゃいけない。
そうしたら村を離れるという
シミュレーションを今からしとかなきゃダメなんだろうと思います。

もし、4~5年かけて除染した後に
『これではダメだった』となったときに、
その4年なり5年の月日はどうなるのか。

国でも村でも除染、除染の一辺倒で進んでいます。

私は除染なんてうまく行くとは思ってはいません!

飯舘村の放射線量が10マイクロシーベルトより下がったら、
国が『帰っていいよ』って言うかもしれない。

でも、私より上の年代は戻るかもしれないけど、
私より下の年代を戻そうとは思わない。
若い人達が子作りや子育てできるような環境じゃない。

もし、私が戻ったとしても何も農作物は作れませんよ。

国は『安全だ』と言っても、
放射性物質がゼロになるまで安心はできない。
安全と安心は違うと思うんです。



我々農家は安心な物を消費者に届ける義務がある。

それができないんです。

そうなると、飯舘村では農家は無理なんだろうなと。
私たちが村に戻ったときに、
村が終わりになるのかな、とそういう思いがするんです。

ですから、(山形県の牧場に勤めている)
息子が『山形で(自分の)牧場をやりたい』
という話にもしなったら、私は止める気はありません。
私だって息子と供に、
孫と遊びながらこれからの生活をしていきたいと思う。

そうなれば、村を捨てて
息子らのところに寄ってくのかなという気もするんです。

飯舘村の人もいろいろな考えがありますけども、
アンケートを取らないから正確な結果としては分りませんが、
(私の印象として)『帰れねえべな』と思っている人は多いのが、
今の飯舘村の現状です。


彼は旅立っちゃった


遺書
        相馬市の男性が生前に壁に残した書置き


原発事故から3ヵ月後の2011年6月、
隣接する相馬市で酪農を営む50代の男性が、
「原発さえなければ」などと書き置きを残し、
首をつった状態で死亡していたことに触れる場面もあった。

長谷川氏はこう振り返った。

「彼は私の友人です。一番恐れていたことが起きたわけです。

『原発さえなければ』という書き置きを残して彼は旅立っちゃった。


『原発さえなければと思います。

残った酪農家は原発にまけないで頑張ってください。

先立つ不幸を。

仕事をする気力をなくしました』。



このような書置きでした。

彼には5歳と7歳の息子がいました。

その中で、私も彼に何もしてあげられなかったと、
無念な思いが今もあります。


訃報を知ったときは、彼の家に吹っ飛んでいったんですね。
『まさか嘘だろ』って思っていましたが、
彼が布団に横たわっていた。

それでも信じられずに、
顔にかったシーツをはぐとやっぱり彼だったと。

『馬鹿野郎!』って叫んだんだけど、彼は帰ってこない。

彼にもいろいろな事情があったにせよ、
その事情のもとを辿れば発端は原発なんですよね。

『原発さえなければ』という言葉が頂点なんですよ。

『原発さえなければ何とかやりくりしてやれたんだ』という思いが、
非常に入ってるなと。そんな感じがするんですけどね。

私も飯舘村の酪農家を守ることで精一杯で
(相馬市の)彼のところまでいけなかったのも残念に思っています」






   出典 : BLOGOS編集部



NHKスペシャル|終わりなき人体汚染 ~チェルノブイリ原発事故から10年~ 2006年4月16日(日)放送分






NHKスペシャル|終わりなき人体汚染
~チェルノブイリ原発事故から10年~


2006年4月16日(日)放送分です。




またもや動画の方は削除されてしまうだろうとの思いのもと,
文字起こしをして下さった方のブログがありましたので
転載させて頂きます。


  下記の青い太文字をクリックすると動画を見る事が出来ます。



   ・ チェルノブイリ 人体汚染 1

第1回目は,ウクライナの首都キエフに住む
チェルノブイリ事故の対処をした作業員(リクビダートル)の現在。
リクビダートルに癌が急増。
国はリクビダートルに手厚い社会保障を行っている。


   ・ チェルノブイリ 人体汚染 2

第2回目は,チェルノブイリ事故作業員(リクビダートル)に襲う不幸。
家族が受けた被爆による健康被害。
ソビエトの崩壊後の経済的な補償の喪失。
さらにIAEAは、チェルノブイリ事故後の
リクビダートルの死亡者数を50人しか認めなかった。



   ・ チェルノブイリ 人体汚染 3

第3回目は,チェルノブイリから400キロ離れたベラルーシの被ばく状況。



   ・ チェルノブイリ 人体汚染 4

ベラルーシのブレスト州,400キロ離れたこの地で,
体調の異変を訴える人が急増。
セシウムは遠く離れたベラルーシに飛散した。
初期は放射性ヨウ素131で子どもが甲状腺癌が100倍に増加。
その後10年以上たって,
放射性セシウムの低線量の被ばくにより
大人の癌が増加した。



   ・ チェルノブイリ 人体汚染 5

第5回目(最終回)。
子どもの先天的な病気が,
親の生殖細胞の突然変異によっておきた割合についての
調査結果が伝えられています。




     

     ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 転載開始 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

     
     
旧ソビエト、ベラルーシに広がる森林地帯。
行く手に立ち入り禁止区域があらわれました。     
     
「立ち入り禁止です。入るのは許可証が必要です」

20年前、チェルノブイリ原子力発電所から撒き散らされた
放射性物質が、今も大地を汚染し続けています。

1986年4月26日未明。
旧ソビエト、ウクライナのチェルノブイリ原発4号炉が爆発しました。
屋根が吹き飛ばされ大量の放射能が漏れ出しました。

放射性物質の除去や原発をコンクリートで覆う作業などに、
60万の人が動員されました。

十分な防護策も施されず、強い放射線をお浴びながら働いた人々。

ロシア語でリクビダートル、後始末をする人と呼ばれました。


それから20年、旧ソビエトの各地で暮らすリクビダートルに今、
癌が多発しています。


放射性物質が飛び散った汚染地帯は
原発から600キロにまで及び、500万人が被ばくしました。

放射性物質は除去されておらず、今も放射線を出し続けています。


長期にわたって被ばくした人からは、
染色体の異常が相次いで見つかっています。

先天的な病気を持って生まれてくる子どもも増えているため、
被曝による影響が専門家によって調べられています。





チェルノブイリの惨事から20年。
汚染された大地で今何が起きているのか追いました。


「汚された大地でからチェルノブイリ20年後の真実〜」

チェルノブイリ原発から南に120キロ。ウクライナの首都キエフ。

ここに旧ソビエト政府がリクビダートルと
その家族4万人に提供したアパートがあります。

アパートの前に人だかりが出来ていました。

リクビダートルの男性の葬儀でした。

44歳。心臓病でなくなりました。

このアパートではここ数年、病気で亡くなる人が急増。

移住してきた4万人は2万人にまで減っています。



「人が次々死んでいきます。」

「私の父もリクビダートルでしたが、45歳でなくなりました。
みんな50歳までもたないんです」

最近リクビダートルに、特に多発しているのが癌です。



リディア・ツァリョバさん。64歳。
5年前、腸に癌が見つかり手術を受けましたが、
未だに食事がほとんど取れません。

ツァリョバさんはチェルノブイリでトラックの運転手をしていました。
事故後も、4年間原発の中で放射能を測定する仕事に携わりました。
しかし自分がどれだけ被ばくしたかは知らされませんでした。


「当時はどれくらい危険なのかよくわかりませんでした。
体に異常も感じませんでしたし、
あとになってこんなにひどいことになるなんて思いもしませんでした」




ビクトル・ガイダクさん。

一昨年、胃に癌が見つかりました。

胃を全て切除し、1日の大半をベッドで過ごしています。

事故の時、隣接する原子炉で建設作業に携わっていたガイダクさん。

その後も原発内で、仲間のリクビダートルが受けた
放射線量をチェックする仕事を、9年間続けました。

ガイダクさんは自分の浴びた放射線量を
記録した書類を持っていました。
事故が起きたときの線量は、50レントゲン。
その後、線量は減りましたが、9年間放射線を浴び続けました。


放射線の人体への影響は、
広島長崎の原爆被ばく者、
12万人の追跡調査によって明らかにされてきました。


事故の年にガイダクさんが浴びた50レントゲンは、
広島では爆心から1.5キロメートルでの被ばくに相当します。

広島では10数年から20年を経て、癌になる人が増えました。

事故から18年を経て発症したガイダクさんの癌、
広島の被ばく者と符合します。

酒も飲まずタバコも吸わず、健康に暮らしてきたガイダクさん。

突然の発病でした。


「私は自分の健康をさし出してしまったんです。
健康より大切なモノなんてないのに。
取り返しの付かないことをしてしまいました。」


ガイダクさんが大切にしているものがあります。
国家の危機を救った英雄として授与された勲章です。


事故のあと、ソビエト政府の表彰式に参列する
リクビダートルの映像です。

「チェルノブイリ原発において事故処理にあたった諸君」
「勇気を讃え表彰します」



リクビダートルには、危険な労働の代償として、
住まい、高額な年金、無料の手厚い医療などが生涯保証されました。



   ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


しかし、事故から5年後、ソビエト連邦が崩壊。

60万人のリクビダートルは、分離独立したウクライナ、
ロシア、ベラルーシなどに別れて暮らすことになりました。

保証されていた特権は、
それぞれの政府に引き継がれました。
しかし、経済の低迷が続く中年金は大幅に目減りし、
医療費も事実上事故負担を求められています。



「ビクトルガイダクさん」

「私はリクビダートルとして国のために一生懸命働いてきました。
国が起こした事故のために。」

「それなのにどうして私たちを見捨てるのでしょうか」



事故当日、ガイダクさんが住んでいた街を撮影した映像です。
白く光るのは放射線によってフィルムが感光した後です。

原発から4キロ  写真



ガイダクさんの家族や住民は、
重大な事故が起きたことを知らされず、
避難命令が出るまでの1日半、大量の放射線を浴び続けました。

今、リクビダートルだけでなく、その家族にも癌が広がっています。

ガイダクさんの妻リディアさんは、
ガイダクさんが胃がんに倒れた直後、子宮がんを発病しました。

しかしまだ、手術を受けられずにいます。

ガイダクさんの手術で貯金を使い果たし入院できないのです。


「なぜ、これほど救いのない状況に
追い込まれなければならないのでしょうか。
ひどい話です。」

「私は、人生を共にした伴侶を救うことすら出来ない……
男になってしまったんです。」



広島で癌が本格的に増えたのは、
被曝から20年経った後のことです。

リクビダートルとその家族の癌は、
今後更に増える可能性があります。



「チェルノブイリ事故 被災者の健康状態」

ウクライナに住むリクビダートル20万人の健康状態を、
国の研究機関が追跡調査した結果です。

癌による死者の調査は、
資金不足によって打ち切られる2000年まで
9年間毎年行われました。


リクビダートルの癌による死亡率は、事故後年々上昇し、
2000年には一般の人の3倍に達していたことがわかりました。



この調査を行ったウクライナ放射線医科学研究所の所長、
ボロディミール・ベベシュコ博士です。

リクビダートルの癌による死亡率は、更に上昇していると考えています。



「ウクライナ放射線医科学研究所 ボロディミール ベベシュコ博士」

「放射線が他の要因と合わさることで
健康に悪影響を与えていることは紛れもない事実です。」

「人々を悪性腫瘍、
つまり癌から守ることを最優先に考えなくてはなりません。
そうしなければ多くの人が亡くなってしまいます。」



しかし去年、チェルノブイリの事故と、
健康被害との因果関係を限定的に診る報告書が発表されました。
オーストリア・ウイーンに本部を置くIAEA、国際原子力機関。


IAEAは世界各国から100人を越える科学者を招集し、
チェルノブイリ事故の被害を
客観的に評価するためとして会議を開きました。

この席で、エルバラダイ事務局長はこう発言しました。



「エルバラダイ事務局長」

「死亡者が何万人にも登るという誤った情報が
事態を更に悪化させた。
原子力産業への根深い不審をもたらした。」



欧米では事故後、大規模の原発反対運動が起こり、
原発の新規の建設が次々と中止に追い込まれました。

原子力の平和利用を推進するIAEAにとって
憂慮する事態が続いていたのです。


去年9月マスコミや一般向けに発表された一般の報告書は、
被害の規模や因果関係の人体について厳しい姿勢を打ち出しました。



「事故の死亡者が何万人何10万人にも登るという主張があるが、」
「これは誇張である。」
「多くは放射線の影響というより、貧困や医療の不備によるもので、」
「酒の飲み過ぎタバコの吸い過ぎのほうが問題である。」

そしてリクビダートルの死者については、
被曝が原因で死亡した可能性があるのは50人と記しています。



この報告書に対して各国の研究者から反論が相次ぎました。

リクビダートルの健康被害を調査したベベシュコ博士も
ウクライナの代表としてIAEAの会議に参加しました。

しかし、提出した資料は信頼性に疑問があるとして採用されなかったといいます。


「彼等のやり方には不満を感じています。
チェルノブイリによる健康被害が寡少評価されています。」

「私たちの考えを、改めてIAEAのに送るつもりです。
その上で訂正してもらいたいと思っています。」



チェルノブイリ事故ではおよそ40種類の放射性物質が
大量に大気中に放出され、風によって広い範囲を汚染しました。



~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


大地に撒かれた放射性物質は様々な形で人体に取り込まれ、
20年後の今、新たな健康被害を引き起こしていると考えられています。

ベラルーシのブレスト州です。

チェルノブイリ原発から400キロ離れたこの地で、
体調の異変を訴える人が急増しています。



「武市宣雄 医師」

広島の甲状腺の専門医、武市宣雄さんです。
事故後、繰り返し現地を訪れ診察を行って来ました。
今回が10回目の訪問です。

武市さんは数年前から、
中年女性の甲状腺癌が目立って増えてきた
と実感しています。


「これはまちがいないっすね。ガンすよ」


甲状腺組織の顕微鏡画像です。

青く突き出ているのが腫瘍です。


「癌がですね、1,2,3,4…」

3日間で診察した52人のうち、
武市さんは、7人を甲状腺癌と診断しました。


「7人おられました。7人。これは多いですね。」



武市さんが現地で診療を始めたのは、事故の5年後。
子どもに甲状腺癌が増えていると聞いたからです。



診察してみると広島長崎では、ほとんど見られなかった
小児甲状腺癌が次々と見つかりました。


事故から10年後には、
小児甲状腺癌は事故前のおよそ100倍に急増。

IAEAも、被ばくが原因だと認めました。

事故から20年、小児甲状腺癌は殆ど見られなくなりました。


かわって大人の甲状腺癌が急増しているのです。



子どもに甲状腺癌を引き起こしたのは
原発から放出された放射性ヨウ素です。

原発の北にあるベラルーシは風向きの影響で
国土のほぼ全域が汚染されました。


ヨウ素は数カ月にわたって放射線を発し、
200万人が被ばくしました。


更に大地に撒き散らされた放射性ヨウ素は、
農作物や牛乳などを通して、人の体に取り込まれました。

体内から被爆することから内部被ばくと呼ばれます。


子どもの甲状腺は成長に必要なホルモンを出すため
大量のヨウ素を吸収しようとします。

甲状腺に蓄積された放射性ヨウ素が、
がんを引き起こしたと考えられています。


武市さんは吸収した放射性ヨウ素が少なかった大人も、
被ばくから20年経った今になって、
次々と癌を発症している可能性があると考えています。



事故のあと毎日畑に出た上、
畑でとれた農作物を食べていたというスベトラーナ・ワデイコさん。

この日の診察で甲状腺癌と診断されました。



「私には事故の影響はないと思っていました。
その後も健康でしたから。」

「でも、そんなことはなかったのですね。
私も犠牲者になってしまいました。」



IAEAの報告書は、
被爆による大人の甲状腺癌の増加を認めていません。

増加は検査技術の向上によって発見が増えているからだとしています。



現地に15年通い続けている武市さんは、
起きている事実を直視すべきだと考えています。



「大丈夫ですよという報告出るのは、
ある意味じゃそんなに人ひどいもんじゃないという
安心感を与えるつもりかもしれません。

しかし実際に起こっていることが本当に、
がんの人が、ひ、被ばく者、
汚染の軽い人たちに比べて多いんだったら、
それ足していただかないと。」


「早く見つけて早く治療してあげれば、
その子供たちは長生きでいるんですよ。
ということも言わないといけませんよね。」



チェルノブイリ原発から放出された
40種類の放射性物質の中には、
今も放射線を出し続けている物質があります。

汚染が続く地域では、低い線量でも、長期に渡る被ばくが、
新たな健康被害を引き起こしている可能性が指摘されています。



「ベラルーシ・ゴメリ」チェルノブイリから130キロ、
ベラルーシ南部のゴメリ州に被ばく者の専門病院があります。


「放射線医学人間環境研究センター」

ここで最近白血病の患者が増えています。
2年前、白血病患者のベッドを事故前の2倍、
70に増やしましたが空きのない状態が続いています。



レオニード・ブラフコさん、36歳。

去年5月、急性白血病と診断されました。
副作用の強い抗癌剤治療を続けています。



事故の時16歳だったブラフコさんは、
重大な事故だという情報がなく、
毎日屋外でサッカーをしていました。


事故後も同じ町に住み続け、結婚して子どもをもうけました。
去年突然、体にアザのようなものがいくつもあらわれ、
高熱に襲われました。


「去年までは普通に生活していました。
放射線のことは気にしたことはありませんでした。
なのにある日、突然病気に襲われ、悪くなる一方です。」



~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


大地を汚染し続けるのは、
チェルノブイリ原発から放出された、
放射性物質の1つ、セシウムです。

300年にわたって放射線を出し続けます。

濃い紫色のところは大量のセシウムで汚染され、
立ち入りが禁止されています。

しかし、それ以外のほとんどの地域では、
人の居住は制限されていません。

ブラフコさんが住んでいたのもこうした地域でした。


ゴメリ州カリンコビッチ。

ブラフコさんは、セシウムによる低線量の被ばくが続くこの町で、
事故後19年間暮らし続けました。

今も妻のナターシャさんが息子と暮らしています。



夫のブラフコさんからの電話です。

「もしもし」

「おれだけど」「元気?」

「私は大丈夫よ、あなたは?」




国は、この町が今も汚染されていることを認めていますが、
住民には特に説明していません。




去年5月、夫婦で撮った写真です。
この翌日、診察を受けたブラフこさんは、
そのまま入院しました。

事故から19年、突然の発病でした。



「ただ信じられないという思いでした。
先生に、白血病なんて何かの間違いじゃない? 
こんなことありえない、といいました。
先生はしばらく何も答えてくれませんでした。」

「そして、私のわからないことが起きている、
といったんです。」



ブラフコさんは病状が悪化し無菌室に隔離されました。



医師が撮影した映像です。熱は連日39度を超えていました。



これまでブラフコさんのような、
低い線量の被ばくと、癌や白血病との因果関係は、
認められてきませんでした。

しかし最近、低線量でも、長い間被爆すると、
白血病やがんを引き起こすという研究が相次いで発表されています。



その1つ、国連の国際がん機関の論文です。

長期にわたって低線量を被ばくしている、
世界15カ国60万人の原発労働者を調査したところ、
癌や白血病で亡くなった人のうち、
1%から2%が被ばくが原因だった可能性があることが
明らかにされました。


論文を発表した国際がん研究機関の
エリザベス・カーディス博士です。

たとえ、発病するリスクが小さくても、
数百万人に及ぶ次移民が
今も長期にわたって被ばくしている実態を
見過ごせないと主張しています。



「国際がん研究機関 エリザベス カーディス博士」

「チェルノブイリで被ばくした人たちは、
事故後ずっと放射線を浴び、それは今も続いています。
被ばくしている人の数も膨大です。」

「低い線量であっても、
白血病や癌を発症する危険性を無視してはいけません。」



しかし、この主張は、
去年9月のIAEAの報告書には盛り込まれませんでした。



「この程度の被ばくで白血病が増加している証拠を掴むのは」
「到底無理だ」としています。



ベラルーシでは今も多くの国民が
汚染地でとれた農作物や家畜を食べ続けています。




これまでベラルーシ政府は、
汚染された土や家屋を除去するなど、
多い時には国家予算の2割を費やして対策を行って来ました。



~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


先天的な子どもの数も調べました。

ベラルーシでは以前から
先天異常の研究が行われていたため、
事故前のデータがあります。

調査の結果、事故後、
先天的な病気を持つ子どもの数が
およそ2倍に増えていることがわかりました。



IAEAは事故による遺伝への影響を一貫して認めていません。


発見と報告の制度が整備されたことで、
先天的異常の子どもの登録数が増えたとしています。




二人は新たな調査を始めています。



ベラルーシ各地で生まれた、
先天的な病気を持つ137人の子どもと
その親の染色体を調べたのです。



子どもに見られる血液の細胞の染色体異常が、
親にも見つかれば、親にも先天的な病気がある。

それが受け継がれたものと考えられます。


親に染色体の異常が見られない場合は、
被ばくを含む何らかの理由によって、
親の生殖細胞の染色体に突然変異が起きたと考えられます。

その突然変異の割合を、汚染地とそれ以外の地域で比べました。



子どもの先天的な病気が、
親の生殖細胞の突然変異によっておきた割合は、
汚染の殆ど無い地域では68%。


これに対して汚染地では89%に達しました。

調べた親子の数はまだ少なく。
二人は更に調査が必要だと考えています。



「数ない線量で染色体が異常があって、
それが次の世代に伝わって、
染色体の疾患、異常じゃなくて、
異常が伝わって疾患が生じるわけで、
それは十分に考えられうることで、」

「これはもう……長期にわたって観察しないと、
結論がまだ出せない、という段階、だと思います。」



佐藤さんはラジューク博士と共に、
調査で染色体の異常が見つかった人たちと交流を続けています。


この日は首都ミンスクのアパートに暮らす、
ある一家を訪ねました。

ビクトル・マシコさんの家族です。



マシコさんの3人の子どもと甥と姪、
合わせて5人のうち4人に染色体の異常が見つかっています。


一家はチェルノブイリから60キロの
ゴメリ州ナローブリャに、5年間住んでいました。

大量のセシウムが撒き散らされた地域です。


長女のオリガさん、20歳。
生まれて6ヶ月の時事故が起き、
5歳まで汚染地で暮らしました。

このアパートに移った後
血液細胞に染色体の異常が見つかりました。


「これがオリガです。事故から5日後に撮った写真です。」


「人生の中で最悪の日ですよ。」

「この日まで事故のことは何も知りませんでした。」

「メーデーでバンザイって叫んでましたよ。」




「ビクトル マシコさん」

「私たちは5年間、汚染地帯に暮らしていました。
ですから娘たちの子ども、
更にその子どもに何かが怒るかもしれません。
何も異常がないことを祈るだけです」



血液細胞の染色体異常は
遺伝に直接つながるわけではありません。
健康にも今のところ問題はありません。
しかし幼い頃、5年間被ばくしていたという事実は
オリガさんに重くのしかかっています。


「傍目には元気に見えるかもしれませんが、
忘れることは出来ません。」


「放射能、事故、そこからは逃げられないんです」




佐藤さんの妻は、原爆の被ばく者です。
同じ不安を抱えてきた広島の被ばく者のことを話すなどして
オリガさんのことを支えています。



「佐藤幸雄さん」

「この家庭もね、特に、明るく生きていこうという
前向きの姿勢は共感ができますが、
しかしそれだけに、裏に背負ったものがあるだろうと。」



「20年はひとつの節目ですけど、
別な視点で見ますと、
今からがまた様々な問題の始まりっていいますか。
そういった子供さんが成長して
また次の世代に移っていくという意味では。
今から新しい問題が始まっていくと思います」





「IAEA(国際原子力機関)」

去年9月、IAEAが出した報告には
会議に参加した各国の専門家や公的機関から異論が相次ぎました。


批判を受けたIAEAは、先月改訂版を発表しました。
何箇所か修正が加えられています。



癌による正確な死者の数は、推定が不可能とした上で、
リクビダートルの死者を50人としていた記述を、
現在把握している人数は、50人、と改めました。


白血病については、
増加している証拠を掴むのが到底無理だという表現が削除され、
かわりに、調査を継続すべきだという一文が加えられました。


遺伝的な影響についての記述には代わりがなく、
この程度の線量では起こりえないとしています。





「ウクライナ キエフ」

リクビダートルが暮らすウクライナのアパートです。


この日も癌でなくなった住人の葬儀が行われていました。




「ベラルーシ ゴメリ」

ベラルーシ・ゴメリの被ばく者専門病院。
この3ヶ月で15人が白血病でなくなりました。





ブラフコさんの病状は更に悪化しています。
一切の面会は謝絶。

正常な白血球は殆ど失われていました。



妻のナターシャさん。
意思から助かる見込みは殆ど無いと告げられていました。





「声:ブラフコさん」

「話すこともほとんで出来ないんだ」


「のどが痛いし」


「窓も開かないのに なんでおれは かぜをひくのかな」


「でも 前を向かないと もがかないと おぼえれていまうからな」



「生きたいよ 家族のために」





人類史上最大の核汚染、
チェルノブイリ原発事故から20年。

事故の幕引きの動きがある中、
真実を突き止めようとする医師たちの治療と研究が続いています。

500万人の被ばく者に何が起きているのか。


明らかにされるのはこれからです。





「取材協力 放射線被爆者医療国際協力推進協議会」

「今中哲二」

「カタログハウス」

「ジュノーの会」

「チェルノブイリ支援運動九州」

「ディレクター 横井秀信 佐藤賢治」

「制作統括 井上恭介 石川一洋」



出典




リトアニア大気中のフクシマ事故由来の核種:測定とモデリング・アプローチ   世界拡散汚染マップ






リトアニア大気中のフクシマ事故由来の核種:測定とモデリング・アプローチ
  世界拡散汚染マップ




昨年12月の第一報に続く続報(詳報)で,
測定した放射能比からフクイチの使用済み燃料プール由来の
プルトニウムが検出されたことを確認している。


リトアニア大気中のフクシマ事故由来の核種:測定とモデリング・アプローチ  世界拡散汚染マップ


   PDFファイル




~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

転載



Study: All of Western US and most of East Coast,
Midwest, Canada covered with airborne particles
at various altitudes on March 20,
Fukushima plume model shows —
Based solely on Reactor No. 1 explosion (PHOTO)


The following study appeared recently in the Journal of Environmental Radioactivity. A previous report 'New Study: Aerosolized plutonium from Fukushima detected in Europe — Spent fuel indicated' was based on the abstract available online at that time.

Lujanien_ e, G., et al., Radionuclides from the Fukushima accident in the air over Lithuania: measurement and modelling approaches, Journal of Environmental Radioactivity (2012), doi:10.1016/j.jenvrad.2011.12.004:

In addition to 131I and 137Cs, traces of other radionuclides were detected in the aerosol filters as well.

Their concentrations in the most active sample collected on 3-4 April 2011 14:00e06:50 UTC were:

132I e 0.12 +/- 0.01 mBq/m3
132Te e 0.13 +/- 0.01 mBq/m3
129Te e 0.40 +/- 0.04 mBq/m3
129mTe e0.75 +/- 0.25 mBq/m3
136Cs e 0.080 +/- 0.0080mBq/m3
[...]

Large collected air volumes allowed us to determine for the first time in Europe the activity ratio and concentration of Fukushima derived 238Pu and 239,240Pu isotopes. Approximately twice higher Pu activity concentration as expected, and 238Pu/239,240Pu ratio not typical either for global fallout or the Chernobyl accident was found in the integrated aerosol sample.
Here's a map published with the European-focused study:

Modelling of the Fukushima plume

For the assessment of contamination after the accident
and prediction of radioactive particle transport
the Lagrangian modelling was applied.

In order to describe the atmospheric processes realistically,
the vertical velocity, particle dissipation
and turbulence during the particle trajectory were considered.

A single release of 1015 Bq of 137Cs,
which occurred on March 12, 2011
from damaged Fukushima NPPwas analyzed.

The initial plume height,
as a result of initial vertical velocity and buoyancy,
was kept to be at 2000e3000 m.

The meteorological data and simulated trajectories revealed
that the arrival times of particles released on 11 March, 2011
and 12 March, 2011 were different,
and the particles were transported at different altitudes.

It was also obvious that the jet stream affected the transport
of emitted particles at upper atmospheric levels.

Examples of the trajectories simulated using
the Lagrangian dispersion model show (Fig. 1)
that the first signs of Fukushima released radionuclides
could be detected in the European countries (e.g. Island)
on 20 March, 2011.


Fig. 1. Particles spacing on 20 March,
2011 at 12:00 UTC (top) and on 27 March,
2011 at 18:00 UTC (bottom);
shades of red indicate particles in the bottom layer,
up to 3 km; black to dark blue indicate the middle layer,
up to 6 km height; and light blue indicates
the upper layer; the trajectories were simulated using
the Lagrangian dispersion model
(time of the particles release was on 12 March 2011).

(For interpretation of the references
to colour in this figure legend,
the reader is referred to the web version of this article.)







名古屋大の安成哲三教授,ノルウェー大気研究所などのチームが作ったセシウム汚染全国マップ!  2011-11-15




・ 名古屋大の安成哲三教授,
ノルウェー大気研究所などのチームが作った
セシウム汚染全国マップ!  2011/11/15
   米科学アカデミー紀要提供。
   米国科学アカデミー紀要(電子版)に11/15発表


北海道~中国地方まで広く汚染は拡散されている。

 

土壌へのセシウム沈着量を計算した地図である。
単位は土壌1キログラム当たりのベクレル

実態に近い全国版の汚染マップが示されるのは
事故後初めて。


※今回の解析には建屋の水素爆発などで
大量の放射性物質が放出された3月中旬の
データは含まれていない。

同チームでは,地図に示された状況は
「実際の汚染の下限に近い」としている。

「現実はさらに深刻」ということなのである。




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